核子構造WG 第2回オープンミーティング 12月21日(火) 理研東京連絡事務所+EVO 出席者: (現地)後藤、熊野、宮地、谷田、Seidl (EVO)大谷、深尾、田中、小池 後藤スライド - EICについて、3本(程度)の柱が欲しい。  核子構造(偏極ep衝突)に対しては、広範囲の運動量領域(low-x、high-x)  でのHelicity分布関数の測定と、核子構造の3D的理解(軌道角運動量の寄与の  理解)。  eA衝突に対しては、CGCの物理。  3本目はあるのか?INT-WSのレビューを次回後藤が準備する。 - INT-WSのWrite-Up用のWikiページが https://wiki.bnl.gov/eic/index.php/QCD_Matter_under_Extreme_Conditions_-_WriteUp  にある。 - J-PARCの議論は20年後の設定ではアピールできない。  偏極ビーム、ニュートリノ散乱、汎用検出器による物理はEIC後のトピックか? - EICの時期(10年後?)にJ-PARCでどのような核子構造の物理ができるか?  φスペクトロメータで可能な物理? 大谷スライド - DVCS実験について、HERA/JLab/Compassの測定、計画があるが、具体的な内容が  知りたい。  宮地、中川がまとめて報告する。 Seidlスライド - Compassでのハドロンmultiplicityの議論(どなたかフォローお願いします)。 - Babarから非偏極破砕関数のデータは出てくるのか?man-powerの問題のよう  である。 - Belle2、SuperB(Frascatti)、数年後から開始? - BES-IIIからのlow-Q2のデータから得られるものはないのか?z分布の問題で  使えない。 宮地スライド - 我々の(最終)目標から議論、イントロを始めるべきである。それは核子構造に  おける軌道角運動量の理解である。 - TMD分布は核子構造か?Yes。 田中スライド - この文書の読者は?新しいメンバーは「日本の核物理の将来」WG世話人からの  当初の趣旨説明を受けていないので、そのスライドを再度配布する。 - 1月のミーティングで、今後どのような方針、スケジュールで作業を進めるか、  議論をする。 その他 - 3月に外国から人を招いて意見を聞く機会を設ける。理研での研究会の予定。 - J-PARC関連で理論の客員を取る。4〜5人。滞在型研究会などを開く。  核子構造に関しては再来年度に取りたい。