Seminars

RIプローブによるウルトラファインバブルの内部圧力測定の試み

by Dr 実 谷垣 (京都大学複合原子力科学研究所)

Asia/Tokyo
Zoom

Zoom

Description

Joint Seminar of the 34th Nuclear Spectroscopy Lab. & Quantum Beam Application Research (B03)

第34回 核分光研&新学術領域研究「量子ビーム応用」合同セミナー

・Lecturer: 谷垣 実(京都大学複合原子力科学研究所)

・Title: RIプローブによるウルトラファインバブルの内部圧力測定の試み

・Language: Japanese (Presentation slides in English)

・Date: September 22 (Wed.), 2021, 13:30 -

・Place: via Zoom (the URL will be distributed on demand)

・Abstract: 大きさ1 µm未満のウルトラファインバブルはその高い機能性から産業界の幅広い分野で応用や実用化が進んでいるが、その安定性も含めた基礎的な研究はあまり進んでいない。例えば、一般の泡で広く成立するヤングラプラスの式から推定される内圧では内部ガスの溶解で短時間で消滅してしまうはずにもかかわらず、実際は数ヶ月にもおよぶ寿命であることが知られている。
Xeガス中に中性子照射で生成したヨウ素の同位体では、そのγ-γ角相関の非対称度がキャリアガスであるXeの圧力に依存することが知られている。そこで、Xeガスで生成したウルトラファインバブル中に中性子照射で生成したヨウ素125についてγ-γ角相関測定を行い、ウルトラファインバブル中の内部圧力の直接測定を試みた。

・Host laboratory: Nuclear spectroscopy laboratory

・Contact: mtajima@riken.jp