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Kbar N相互作用と Lambda(1405) 第 9 回「ハドロン・スクエア」

by Dr 哲雄 兵藤 (東京工業大学)

Asia/Tokyo
仁科ホール (理化学研究所 和光キャンパス)

仁科ホール

理化学研究所 和光キャンパス

Description
Kbar N 相互作用は閾値下に Lambda(1405) 共鳴が存在することから強い 引力であり、K 中間子原子核を構成する基本相互作用と考えられている。 また、近年様々な生成反応によって pi Sigma 質量分布スペクトルが観測 されており、Lambda(1405) の構造をはじめ、近傍の Sigma* 共鳴を含めた S=-1 メソンバリオン散乱の包括的な理解が求められている。本講演では SIDDHARTAによるK 中間子水素精密測定のデータを用いた現実的 Kbar N 相互 作用の構築と、Lambda(1405) 共鳴の構造、KNシグマ項について議論する。
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