===================================================================== The 16th Nuclear Spectroscopy Laboratory Seminar 第16回 核分光研セミナー ===================================================================== Lecturer: 郡司 卓 (東京大学大学院理学系研究科附属原子核科学研究センター) Title: RHIC-LHCでのクォーク物質の物理と将来展望 Language: Japanese Date: May 26 (Thu.), 2016, 13:30- Place: Nishina Hall Abstract: 高エネルギー重イオン衝突を用いてクォーク物質を生成する実験的試みが1980年頃から進められてきた。2000年より稼働したRHIC加速器では、クォーク物質生成を示唆する数々の実験的証拠が明らかになり、クォーク物質生成からその物性研究を目指した重イオン衝突実験がLHC加速器にて2010年から開始された。本講演では、講演者自身の研究の場であるLHC-ALICE実験の結果を中心に、RHICとLHCの共演により得られたクォーク物質の物性を議論し、さらなる精密研究に向けた短期・長期的な計画や関連分野の将来計画を議論する。 Host laboratory: Nuclear spectroscopy laboratory Contact person: Aiko Takamine icot@riken.jp
Starts
Ends
Asia/Tokyo
Nishina Bldg.
Nishina Hall