渡辺 伸 "Si/CdTe半導体コンプトンカメラの開発研究と高感度MeVガンマ線観測実現に向けた展望"

Asia/Tokyo
203 (RIBF Bldg.)

203

RIBF Bldg.

RIKEN Hirosawa 2-1, Wako, Saitama
Shin Watanabe (ISAS, JAXA)
Description

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Joint Seminar of the 25th Nuclear Spectroscopy Lab. &
Quantum Beam Application Research (B03)
第25回 核分光研 & 新学術領域研究「量子ビーム応用」合同セミナー
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Lecturer: 渡辺 伸 (宇宙航空研究開発機構(JAXA)  宇宙科学研究所(ISAS))

Title: Si/CdTe半導体コンプトンカメラの開発研究と高感度MeVガンマ線観測実現に向けた展望

Language: Japanese

Date: September 27 (Thu.), 2018, 13:30-

Place: RIBF #203

Abstract: 
我々は、宇宙の硬X線、ガンマ線の高感度観測を目指し、観測装置の開発研究を行っている。
その中でもシリコン半導体撮像検出器とテルル化カドミウム半導体撮像検出器を組み合わせた
Si/CdTe半導体コンプトンカメラは、100 keVからMeV領域のガンマ線観測を切り拓く上で切り札
となる観測装置として開発研究を進めてきた。本セミナーでは、ひとみ衛星に搭載した
軟ガンマ線検出器(SGD)として実現したSi/CdTe半導体コンプトンカメラについて紹介する。
このSGDコンプトンカメラは、ガンマ線の偏光測定という新たな観測の可能性を示した。
ひとみ衛星でのかに星雲の試験観測の結果とともに偏光測定能力についても紹介する。
そして、究極のガンマ線検出器として、現在開発中の電子軌跡検出型の半導体コンプトンカメラ
現状と将来実現したいMeVガンマ線観測の展望を述べる。


Host laboratory: Nuclear spectroscopy laboratory
Contact person: Aiko Takamine icot@riken.jp

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