ヒッグス粒子の発見とテラスケール(TeV)での新しい素粒子現象の発見を
めざしてLHC加速器は重心系エネルギー7TeVの実験を行っている。
この一年で加速器が調整され、peak Luminosity 3*10^33 cm-2s-1 が記録
され、約(L~5fb-1)の実験データが蓄積された。加速器・検出器の現状、
重要な局面にあるヒッグス粒子の研究成果、暗黒物質と超対称性の3本を
中心に、2011年全データを解析した最新結果を、2012年までの展望を交えて
解説する。
This colloquium will be given in Japanese language.