This is an announcement of the High Energy Astrophysics Laboratory seminar.
皆様
今回講演してくださるのは、東京理科大学理工学部の中里健一郎さんです。
どうぞ奮ってご参加下さい。
セミナーHP: http://creeper.riken.jp/wp/?page_id=65
===================================================
第127回 「高エネルギー宇宙物理研究室 知の共有ゼミ」 のご案内
===================================================
日時 : 2012年 7月 26日 (木曜日) 15:00から
会場 :RIBF棟会議室203号
講師 : 中里健一郎 （東京理科大学理工学部）
Ken'ichiro Nakazato （Faculty of Science and Technology, Tokyo
University of Science）
題目 : コンパクト天体現象で探る核物質
Probe into nuclear matter with compact astrophysical objects
概要 :
近年の観測面での進展により、さまざまな天体現象から核物理を
探る手がかりが得られつつある。たとえば、おととし発見された
太陽の２倍の質量をもつ中性子星により、高密度ハドロン物質の
状態方程式に厳しい制限が与えられことになった。
そこで本講演では、核物質の性質が密接にかかわる現象として、
まずは私がこれまで扱ったテーマの中から、(i) 中性子星の巨大
フレア現象に伴う準周期的振動から飽和密度付近での核物質の性
質に制限が付ける話 (ii) ブラックホール形成に伴うニュートリ
ノ放射から飽和密度を超える領域での核物質の性質を探る話、の
２つのトピックスを紹介させていただき、今後どういった研究が
展開可能かを議論したい。
====================================================
