ULIC後援「X線天体と元素合成を中心とする宇宙核物理研究会」のご案内 ・日時:2017年7月20日(木)- 21日(金) ・場所:理化学研究所 (和光) RIBF実験棟・2F大会議室 アクセス (http://www.riken.jp/access/) ・研究会要旨 この会議では、実験データが急速に蓄積されつつあるRIBF施設の研究成果などを基礎に、核物理実験、原子核データ、元素合成理論、隕石分析、天体観測などの元素合成に関連する研究者が一堂に会して自由闊達かつ包括的に元素合成の物理過程について議論し理解を深めることを目的としています。 元素合成という広いキーワードで行った昨年の宇宙核物理連絡協議会(宇核連)の研究会の成功を元に、今研究会では、中性子星、中性子星衝突事象に対するX線観測、EOS研究、隕石分析、重力波などと元素合成との関連に焦点をあわせた議論を行う予定です。トピックスとして、地下実験事情、Big-Bang元素合成関連の研究、核データを取り上げます。分野横断的な議論を通じて、RIBF施設における宇宙核物理研究の将来研究計画の構築を目指します。研究会は、前回と同様にコンビーナー方式のプログラム構成となっており、境界領域での関連性と戦略の明確化を図る予定です。また、7月20日に共催団体である宇核連の総会と次期代表の選挙も予定しております。 ・セッションとコンビーナーの構成 (a-1) 玉川徹(理研): X線観測を中心とした中性子星の物理、新学術領域(中性子星)のまとめから元素合成 (a-2) 長瀧重博(理研): 中性子星衝突におけるEOS、重力研究、元素合成 (a-3) 寺田健太郎(阪大): 隕石分析 (b-1) 嶋達志(阪大): 地下実験の進展、高エネルギー天体現象、新学術領域(地下実験)から (b-2) 山口英斉(東大): 原子核実験(Big Bang、陽子過剰核、など) (b-3) 梶野敏貴(天文台): 原子核 - ニュートリノ反応、ダークマター (+嶋達志(阪大)、早川岳人(量研)) (b-4) 河野俊彦(LANL)+岩本信之(原子力機構): 核データの現状と課題 使用言語は基本的に日本語となります。 なお、あまり余裕はございませんが、本研究会での講演も募集いたします。 締め切りは、6月11日(日)とさせていただきます。下記書式(Announcement and Entry Sheetの2ページ目)にご記入の上、研究会世話人までメール( ukakuren-work@riken.jp )にお送りください。 研究会世話人: 宮武宇也(高エネ機構)、西村俊二(理研)、山口英斉(東大)、 早川岳人(量研)、宇都宮弘章(甲南大)、本林透(理研)、 梶野敏貴(天文台)、嶋達志(阪大)、久保野茂(理研) 共催:宇宙核物理連絡協議会 http://www.phys.konan-u.ac.jp/Ukakuren/
Starts
Ends
Asia/Tokyo
RIBF Conference Hall
201
RIBF 2nd Floor, RIKEN Nishina Center, 2-1 Hirosawa, Wako, Saitama
  • Hiroari MIYATAKE