Seminars

同位体シフトで探る素粒子の新しい相互作用

by Dr Minoru Tanaka (Osaka University)

Asia/Tokyo
203 (RIBF Bldg.)

203

RIBF Bldg.

Description

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Joint Seminar of the 26th Nuclear Spectroscopy Lab. & Quantum Beam Application Research (B03)

26 回 核分光研 & 新学術領域研究「量子ビーム応用」合同セミナー

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Lecturer: 田中 実 (大阪大学)

Title: 同位体シフトで探る素粒子の新しい相互作用

Language: Japanese

Date: January 24 (Thu.), 2019, 14:00-

Place: RIBF #203

Abstract: 
現在の素粒子物理は,暗黒物質や宇宙バリオン数等の未解決問題の解明に向けた「新しい物理」の探索という方向で 展開している.一方,原子物理分野では,次世代の周波数標準となる光時計の開発が進んでおり,17桁を越える精度の分光が可能になっている.本セミナーでは,この精密分光による新しい物理の探索の可能性について考える.注目するのは原子スペクトルにおける同位体シフト(isotope shift, IS)である.原子内に作用する新しい相互作用によるISを評価し,標準模型での高次効果と比較することで,ISの精密測定から期待される探索感度を議論する.

Host laboratory: Nuclear spectroscopy laboratory
Contact person: Minori TAJIMA mtajima@riken.jp