原子核物理学実験におけるデータ利活用による研究戦略（研究DX化推進ファンド）

Monday 7 Mar 2022, 09:30 → 19:30 Asia/Tokyo

神戸IIB6階 サロン S601-605,C601 (理研神戸・融合連携イノベーション推進棟)

国によるオープンサイエンス推進の流れを契機に、理研RIBF実験におけるデータをコミュニティに公開する事で原子核物理学のさらなる進展が望めるかを議論する。

RIBFに関わる実験・理論研究者ら提言をいただき、今後の方向性を定めて行く事とする。

なお、この会議は理化学研究所・研究データ利活用推進支援課題（研究DX化推進ファンド）の支援を受けて開催される。コロナの状況を鑑み、招待講演者を中心としたクローズな会とする。発表資料の公開もいたしません。

現地＋Zoomのハイブリッド開催とする。

参加希望者は問い合わせ先まで連絡をお願いいたします。

 

1 本会議の背景と趣旨について

本会議の背景と趣旨について

Speaker: Hidetada Baba (RIKEN)

2 理研の研究成果最大化を目指すオープンサイエンスへの取り組み

理研の中でどうオープンサイエンスを考えていくか？

Speaker: Norio Kobayashi (RIKEN, R-IH)

3 核データの取り組みについて

Speaker: Masaaki Kimura (Hokkaido University)

11:00 休憩

4 これまでの核データ研究活動と最新の取り組み

理論研究から

Speaker: Futoshi Minato (Japan Atomic Energy Agency)

5 RIBFデータに関して原子力工学分野からの提言

Speaker: Shoichiro Kawase (Kyushu University)

12:15 休憩

6 RIBFデータに関して理論研究からの提言

Speaker: Takenori Furumoto (Yokohama National University)

7 宮崎大学での研究・教育の状況

RIBFデータに関してユーザーの立場から

Speaker: Yukie Maeda (University of Miyazaki)

8 東京都市大学での研究・教育

RIBFデータに関してユーザーの立場から（２）

Speaker: Daiki Nishimura (Tokyo City University)

9 甲南大学での研究・教育の現状とこれから

現状について:
-学部生がどういう教育を受けているか、過去の大学院生がどういった研究をしてきたか
-過去の修論等を振り返って、学生にとってどういったデータが良かったか
今後について:
-RIBF実験で障害になる点 (労力・費用対効果、データ形式)
-欲しいデータ (ビーム加速・輸送、同位体探索、放射線耐性、検出器の応答) とそれに対応させた学内の教育

Speaker: Dr Yohei Matsuda (Konan University)

15:10 休憩（参加者による提言資料の準備）

10 仁科推進室から

Speaker: Takenori Kawabayashi (RIKEN)

11 参加者による提言（各５～10分）

12 東北大学から

Speaker: Dr Kenjiro Miki (Tohoku University)

13 京都大学から

Speaker: Juzo ZENIHIRO (Department of Physics, Kyoto University)

14 RCNPから

Speaker: Dr Shinsuke Ota (RCNP, Osaka University)

15 理研低速RIから

Speaker: Toshiyuki Sumikama (RIKEN Nishina Center)

16 理研RI物理から

Speaker: Daisuke Suzuki (RIKEN Nishina Center)

17 UEC（実験）から

Speaker: Yuichi Ichikawa (Kyushu University)

18 UEC（理論）から

Speaker: Nobuo HINOHARA (Center for Computational Sciences, University of Tsukuba)

16:40 休憩

19 今後に向けての議論

Speaker: Hidetada Baba (RIKEN)