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核子、ハドロンの内部構造をクォーク・グルーオン描像として理解するためには、高エネルギーQCDに基づく多くの理論的、実験的な方法があり、近年も発展が続いています。原子核も含めた3次元的な内部構造を研究、理解することは重要課題であり、QCDの多様性、クォーク・グルーオン描像の原理的な理解、高エネルギー陽子衝突、原子核衝突の始状態、終状態の理解に対しても大きな影響があります。これらの研究の将来の発展のため、定期的に勉強会を開催しています。
今回の勉強会では、JLab (Thomas Jefferson National Accelerator Facility)やEIC (Electron-Ion Collider)における課題の一つである短距離核子相関とこれまで長年原子核物理において議論されてきたクラスター構造に関して議論します。2024年5月のEIC研究会や2024年秋の学会で多少議論がありましたが、今回は原子核構造関数に関する初歩的な解説を含み、この課題に関して質問時間を十分にとって議論を進めたいと思います。今後、エネルギーの階層を超えて、低エネルギーから高エネルギー原子核物理の研究者が共同で研究を行う契機になれば幸いです。核子や原子核の構造関数に馴染みのない方も、興味がありましたら気軽にご参加下さい。
勉強会の後、現地参加の有志で短距離核子相関や原子核構造とEICにおける展望など将来の議論を引き続き行います。その後希望者による勉強会後の懇親会(夕食)を行う予定です。参加される方は下記Indicoから参加登録をよろしくお願いします。
Zoomの情報は、会議前に登録者に送りますので、以下の「Registration」
から参加登録をお願いします。
勉強会のウェブサイトに過去のプログラムとスライドを掲載しています:
https://sites.google.com/a/quark.kj.yamagata-u.ac.jp/nucllecture
世話人:熊野俊三(日本女子大/KEK)、郡司卓(東大)、小池裕司(新潟大)、後藤雄二(理研)、Ralf Seidl(理研)、澤田真也(KEK)、柴田利明(日本大)、田中和廣(順天堂大)、谷田聖(原研)、中川格(理研)、中野健一(バージニア大)、八田佳孝(BNL)、宮地義之(山形大)、渡邉和宏 (東北大)