Hiroyuki Tajima
15/03/2023, 13:20
Hiroyasu Tajima
(The University of Electro-Communications)
15/03/2023, 14:40
Hiroyasu Tajima
(The University of Electro-Communications),
Shimpei Endo
(Tohoku Univ.),
Tadaaki Isobe
(RIKEN),
Yusuke Tanimura
(Tohoku University),
Yuta Masuyama
15/03/2023, 16:10
『原子核における"Open" problems』
原子核は多数の陽子や中性子たちが強い相互作用する量子系です。そのN体系のシュレディンガー方程式がどのような量子的な挙動をするかを探る研究が原子核物理学だと言えます。量子N体問題をがんばって解き明かそうという研究がある一方、しばしば、ごく少数の自由度の運動だけが重要となって、その他大勢の粒子の運動がほぼ無視できることがあります。そのような場合、少数の自由度が大きな環境の中をうごめいていて、摩擦や散逸を受けながら運動するとみなす「Open Quantum System」の視点が有益になります。Open Quantum Systemの研究は、物性物理、統計力学基礎論、量子情報、冷却原子などで近年活発に研究されていているhot topicです。このような「Open Quantum...
Jun'ichi Ieda
(Japan Atomic Energy Agency)
16/03/2023, 14:40
Futoshi Minato
(Japan Atomic Energy Agency),
Jun'ichi Ieda
(Japan Atomic Energy Agency),
Kenichiro Tateishi
(RIKEN),
Nobuo HINOHARA
(Center for Computational Sciences, University of Tsukuba),
Takashi Kikkawa
16/03/2023, 16:10
『流れるスピン』
電気といえば電荷の流れですが、電子のスピンの流れ(スピン流)を利用した新しい技術が、高効率・省電力を実現するスピントロニクスとして注目を浴びています。一方で、原子核物理においてもスピンは切っても切り離せない重要な物理量であり、原子核の安定性や反応のしやすさに関わっています。もしスピントロニクスのように、原子核の中でスピンが流れていると考えた場合、原子核を新しい視点から見直すことができるでしょうか?また、スピントロニクスは物質中の電子だけではなく原子核も含めた系にまでその範囲を広げつつあります。次世代のエレクトロニクスとして、果てして原子核は重要な役割の一端を担うことができるのか?その可能性についてスピン流の専門家をお呼びして一緒に議論します。
パネラー: ...
Chikako Ishizuka
(Tokyo University of Science)
17/03/2023, 10:00