INTT日本語ミーティング

Tuesday 4 Mar 2025, 15:30 → 17:30 Asia/Tokyo

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15:30 → 15:45 コミュニケーション等

Speaker: radlab phenix (riken)

20250304_INTT_JP_meeting.pdf

INT 日本語ミーティングの時間について議論があった。

今年度中は時間を変更しない。参加できない人のために議事録を残す。

来年度は、特に学生のスケジュールが確定してから日程調整を行う。

15:45 → 16:05 検出効率解析の進捗

Speaker: Ryota Shishikra (Rikkyo university(for the sPHENIX-INTT collaboration))

20250303_DetectionEfficiency.pdf

single μ MC

μ の直接クラスターの他にクラスターが生成されていることが全イベントの 10% 以上あった。

Outer barrel のクラスター数が 1 こだけのイベントを選び、residual +/- 7 strip を許容することで検出効率 99.7% を得た。

pp 衝突 MC に衝突 vertex の位置変動を加えた

Truth vertex と池本再構成 vertex の位置を比較した。

Vertex 変動 pp 衝突 MC で、truth vertex の位置を用いて検出効率を求めた。Vertex 固定の場合より検出効率が低下した  。Window を 1 cm にして85% 程度。

P11 右のプロット

Q. なぜヒストグラムに細いピークと太いピークの 2 成分があるのか？

A. まだわかっていない

クラスター密度カット

現在は 1 cm 以内に別のクラスタガーがある場合、両方のクラスターを解析に加えていない。このカットウィンドウを 3 cm とか 5 cm にして、景気よくデータをカットしよう。

MC データ生成

MDC2 pp minimum bias MC を使おう。

やり方は糠塚が指導する。

 

16:05 → 16:25 Streaming readout データの触り方

2024/9 プレリミナリー取得時から sPHENIX ソフトウェアのアップデートがあり，INTT streaming data の触り方も変わります。糠塚が 2, 3 日触ってみた所感をレポートします。

Speaker: Dr Genki NUKAZUKA (RIKEN BNL Research Center)

20250304_streaming_readout_data.pdf

宍倉解析のために磁場なし実データを探している。見つけたのは

• Run 52077, 52078
• pp 衝突, 6x6 fill
• 磁場なし
• INTT streaming readout

だった。

トリガーに対応するクラスターのみを解析するために，Fun4All 周りの調査を進めている。

2024/09 にプレリミナリーを取得して以降，ソフトウェアアップデートにより

• TrkrClusterHitAssoc: TrkrCluster と TrkrHit の対応を与える
• TrkrClusterCrossingAssoc: TrkrCluster と crossing の対応を与える

なるものが追加されていた。これらと TrkrHit, TrkrCluster, GL1 packet を使い，トリガーのタイミングに取得された TrkrCluster を選択する方法を考えている。

Official DST の InttRawHit を見ると，同一 Fun4All イベントに異なる BCO (40 bit, GTM BCO) を持つヒットがあった。

Streaming readout INTT は 1 ストロボ = 120 BCO = RHIC ビームが 1 周する時間 に取得したヒットをすべて同じイベントとして記録する。

同じイベントのヒットは同一 GTM BCO を持つはずなのに異なるものがあったので，問題かもしれない。

← TPC の積分時間を考慮して RHIC 3, 4 周分の INTT ヒットをひとつのイベントに入れているはず（蜂谷）

←← 確認しました：https://github.com/sPHENIX-Collaboration/coresoftware/commit/e5b40f86a141905e9664915276d3a4a95887c020 （糠塚）

クラスタリングは問題ないはず。TrkrClusterHitAssoc は RHIC の周回を気にしないでクラスターとヒットの対応を記録していた。ソフトが正しくデータを処理しているのかこれから確認する。