目的

現状、KISSは高融点元素のレーザー核分光実験を行える唯一の施設であり、Pt, Re, Wといった原子核の形状変化について系統的なレーザー核分光を行っている。これらの実験結果の理論的な解釈についての議論する。また、KISSでは更に高分解能なコリニアレーザー共鳴イオン化核分光装置を導入し、N=126周りに加えて、ウラン近傍での核構造研究を進めていくことを検討している。得られた結果から中性過剰核の精度の良い半減期や質量の予測に向けて、原子核モデルにどのようにフィードバックすることが可能であるのか、その展望についても議論する予定である。上記テーマについて発表し、今後の更なる進展について議論する場をもうける。

プログラムおよび招待講演者

13:00-13:05 平山賀一   はじめに

13:05-13:45 平山賀一  「KISS実験結果とレーザー核分光の将来計画」

13:45-14:25 吉田賢市  「Nuclear DFT : bridging terrestrial experiments and celestial observations」

14:25-15:05 内藤智也  「KISS で目指す究極の原子核密度汎関数」

15:05-15:25 休憩

15:25-16:05 中田 仁  「重い核のLaser Spectroscopyへの期待 — R-processの理解に向けて—」

16:05-16:45 日野原伸生 「重い原子核のモーメント・質量・ベータ崩壊」

16:45-17:25 向井もも  「Ir、Wのレーザーイオン化分光」

17:25-18:00 議論

 

世話人

吉田賢市、平山賀一、内藤智也、石山博恒

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Ends
Asia/Tokyo
理研仁科記念棟
仁科ホール