Overview

第7回DTAシンポジウム:
~中性子星の観測と理論~ 
研究活性化ワークショップ 2017

 

多くの皆様にご参加いただき、ありがとうございました!


















開催主旨:

 本研究会では、中性子星の観測や理論の(特に若手の)研究者の間で議論や交流を活発化し、互いのニーズとシーズを整理していくことで、新たな観測データからサイエンスを出して行く下地作りを目的とする。今年はパルサー発見から50周年の節目にあたり、米国のNICER(Neutron star Interior Composition ExploreR)は無事打ち上げられ、2020年代前半にはX線偏光観測衛星等が打ちあがる可能性が大きくなってきた。特に本研究会では、結果まで至っていない内容でも交流を進め、議論を重視した勉強会にしたいと考えている。また、参加者は理論屋、観測屋が半々の割合となる予定であるので、「観測屋は理論に向けて、理論屋は観測に向けて」という形での発表を期待する。我々が今後、どういう問題を解いて行くのが重要なのかという点に関する議論の時間も設ける予定です。

 分野を問わず大学院生や若手の方の積極的な参加を歓迎します。そのため、分野外の方も議論に参加できるよう、招待講演者の方には最先端の研究成果だけでなく、当分野における研究課題や今後の展望を丁寧に講演して頂く予定です。また、関連した研究成果や話題の講演を募集します。参加者同士の自由闊達な議論が行われるように配慮します。

 

 

 

1. 日時

 

 

 

2017年11月23日(木,祝日)、24日(金)、25日(土)
(23日13時開始、25日12時15分終了)

2. 会場・アクセス

国立天文台 三鷹キャンパス コスモス会館会議室

〒181-8588

東京都三鷹市大沢2−21−1

http://www.nao.ac.jp/access/mitaka/access.html

3. 研究会のトピック

  - 中性子星の磁気圏, プラズマ素過程
 - 中性子星の内部構造, 状態方程式, 磁場構造
 - 中性子星の進化 (回転, 熱, 磁場)
 - 中性子星からの放射 (電磁波, 宇宙線, 重力波, ニュートリノ)
 - 中性子星種族の多様性
 - 中性子星連星, 降着現象
 - パルサー星雲, 粒子加速
 - 測定ツールとしての中性子星 (重力, 磁場, 物質分布, 重力波 etc.)
 - 中性子星と高エネルギー天体現象 (超新星爆発, 超新星残骸, 中性子星連星合体, 高速電波バースト,  ガンマ線連星etc.)


4. 参加/講演申し込み

 ※申し込みは締め切りました。

5. 旅費補助

 限られた財源ではありますが、旅費補助の用意もございます。希望者多数の場合は、ご要望に添えない場合も有りますが、その際はご容赦願います。

6. 講演予定者(敬称略)
 - 河合誠之 (東京工業大学)
   - 諏訪雄大 (京都大学)
 - 高田順平 (華中科技大学)
 - 高橋慶太郎 (熊本大学)
 - 野田常雄 (久留米工業大学)
 - 藤林翔 (京都大学)

 
7. お問い合せ先
   ns2017soc@googlegroups.com

世話人:

榎戸輝揚(京都大学)、祖谷元(国立天文台)、木坂将大(青山学院大)、
田中周太(甲南大)、岩切渉(理研)


主催:国立天文台理論研究部