- Indico style
- Indico style - inline minutes
- Indico style - numbered
- Indico style - numbered + minutes
- Indico Weeks View
星の進化や爆発現象において、核反応は主要なエネルギー源であり、ここで起こる元素変換は宇宙の物質進化の歴史を理解する上で重要である。爆発天体での元素合成では不安定核が関わるため、その解明にRIBF実験の役割は大きい。しかし、宇宙の元素合成では膨大な種類の反応が関与するため、実験計画の策定には現実の天体環境でのそれぞれの反応の役割を理解する必要がある。また、断面積の小さい反応も含むことから、その包括的な解明には理論計算も必要となる。
本会では、超新星爆発やX線バーストでの爆発的元素合成(速い陽子捕獲元素合成を含む)に着目し、軽めの不安定核から特に鉄より重い陽子過剰核まで、宇宙物理の研究で重要な核反応について、現状の原子核実験や理論の知見に基づいて将来の実験計画の方向性を議論する。