- Indico style
- Indico style - inline minutes
- Indico style - numbered
- Indico style - numbered + minutes
- Indico Weeks View
隔年で開催している本研究会は、中性子星を多様な角度から議論する企画です。発見から半世紀以上が経過した現在でも、観測の進展にともなって新たな問題が明らかになっている中性子星をテーマに、関係する観測や理論の研究者間での議論や交流を促進し、新たな観測データや理論的見地から中性子星の研究を発展させる下地作りを目的とします。
第5回となる今回は、IXPE衛星による偏光観測や、多波長かつ広い視野でのサーベイ観測、また数値シミュレーションの発展など、観測と理論の両面から得られる飛躍的な成果の増加を受け、これらを最大限に活用するための議論を重視したいと考えています。そこで、幅広い分野の招待講演者を招くとともに、一般講演では最終的な結果まで至っていない内容も含めて議論し、継続的な交流を深めます。理論、観測の研究者が同程度の割合となるような研究会を想定しており、「観測は理論に向けて、理論は観測に向けて」という形での発表を期待します。分野を問わず大学院生や若手の方の積極的な参加を歓迎します。分野外の方も議論に参加できるよう、招待講演者の方々には最先端の研究成果だけでなく当分野における研究課題や今後の展望を丁寧に講演して頂く予定です。また、関連した研究成果や話題の講演を幅広く募集し、参加者同士の自由闊達な議論が行われるよう配慮します。
1. 日程
2023年9月6日(水) 13:00頃開始 -- 8日(金) 16:00頃終了予定
#開始、終了時刻は講演申込数に応じて変更する場合があります.
2. 会場
京都大学 理学研究科セミナーハウス (吉田キャンパス北部構内)
(対面(オンサイト)形式での開催で、原則、発表は現地参加となります。zoom によるオンライン参加のオプションも予定しますが、配信環境はベストエフォートになる旨、ご了承ください。)
3. 研究会のトピック
- 中性子星の内部構造, 状態方程式, 磁場構造
- 中性子星からの放射 (電磁波、宇宙線、重力波、ニュートリノ)
- 中性子星連星, 降着現象
- 中性子星と高エネルギー天体現象 (超新星爆発、超新星残骸、中性子星連星合体、高速電波バースト、ガンマ線連星 etc.)
- 中性子星種族の多様性
- 中性子星の磁気圏, プラズマ素過程
- 中性子星の進化 (回転, 熱, 磁場)
- パルサー星雲, 粒子加速
- 測定ツールとしての中性子星 (重力、磁場、物質分布、重力波 etc.)
- 中性子星の物理とのシナジー (白色矮星パルサー、ブラックホールジェット etc.)
4. 参加/講演申し込み
参加・講演料:無料
- 旅費補助希望 〆切:7月21日(金)
- 講演申込・懇親会申込 〆切:7月28日(金)
- (オンライン含む)参加申込 〆切:9月3日(日)
参加には事前登録を必須とさせていただきます。また、現地参加人数の上限に達した場合、その時点で現地参加登録を締め切らせていただきます。
旅費補助が必要な方は登録フォームの「その他の連絡事項」の項目にその旨ご記入ください。発表者、学生を優先として旅費補助を検討いたしますが、財源が限られている都合で全ての方のご希望には添えない点をあらかじめご了承お願いします。
5. 招待講演者(敬称略)
世話人:石崎渉(京都大学), 岩切渉 (千葉大学/理研), 榎戸輝揚 (京都大学/理研), 木坂将大 (広島大学), 祖谷元 (理研), 田中周太 (青山学院大学), 土肥明 (理研), 安武伸俊(千葉工業大学)
これまでの研究会情報:
~中性子星の観測と理論~ 研究活性化ワークショップ 2021
https://indico2.riken.jp/event/3725/overview
~中性子星の観測と理論~ 研究活性化ワークショップ 2019
https://indico2.riken.jp/event/2840/page/175-overview
~中性子星の観測と理論~ 研究活性化ワークショップ 2017
https://indico2.riken.jp/event/2545/page/94-overview
~中性子星の観測と理論~ 研究活性化ワークショップ 2015
https://indico2.riken.jp/event/2069/program